• タトゥー除去の失敗原因

    ファッション感覚でタトゥーを入れる人は多いものの、現在の日本では「ファッションとしての入れ墨」が広く受け入れられているわけではありません。



    最近では外国人観光客の影響もあり温泉などで「入れ墨の方入浴お断り」の看板を見かけることは少なくなりましたが、大阪市議会で入れ墨が問題になるなど依然として不快に思う人はいるようです。



    そのような社会的な風潮もあってタトゥー除去もポピュラーなものになってきました。


    しかし避けて通れないリスクが施術の失敗。


    失敗しないにしても傷跡を残さないのはほぼ無理ともいわれています。

    では、どのような失敗の形があるのでしょうか。

    まずはタトゥー除去の中で最も広く行われているレーザー照射。
    この場合、ひどいケロイドが代表的な失敗です。染料の分子を破壊する際に周辺の組織にもダメージを与えてしまうために起こります。色付きのタトゥーなどで、レーザーの過照射が主な原因となります。

    つぎに挙げられるのが皮膚切除法。色を薄くするだけのレーザー法に比べて根本的な方法ですが、皮膚切除という特性から切除部位がでこぼこになったりつっぱって痛みを伴ったりという後遺症があります。

    皮膚の自己修復作用が裏目に出るのである意味体質的なものだといえます。



    高度な技術が要求される削皮法は「タトゥーをライン状に皮膚ごと削る」というもの。

    ただでさえ薄い皮膚を、その中で高さの調整を行いながら削るのは至難の業。

    さらに削り足りないと染料が残り、削りすぎると切り傷のような跡が残ります。

    関節などのよく動かす皮膚の部位ではつっぱったり動かしにくさを感じたり、酷い場合は痺れが取れなくなったりすることさえあります。

    日常生活ではよくある「切り傷」が、広範囲に及ぶことで様々な弊害をもたらすのです。以上が主な失敗の形であり、タトゥー除去にはこれらのリスクが常に付きまとうのです。